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公正取引委員 セブンイレブンに対し排除命令
食品の廃棄品の値下げ問題について、排除命令が出ました。

以下は、最近までコンビニを経営していた私の個人的な意見です。

ちなみに、私は、コンビニ本部とは良好な関係を継続して経営をしていましたが
問題についても目をそむけずにいました。だから辞めたのですが・・。
(私が契約していたのはセブンイレブンではありません)

セブンンイレブンの社長が会見しているのをテレビで見ていましたが、
唖然としました。今後、今以上に会社側の立場が不利にならないと予測できるのであれば、あんなに堂々とウソをつけるんだなぁ・・と呆れて見ていました。 コンビニ本部は私企業である以上利益追求は当たり前ですが、同時に、現代の表社会において堂々と社会生活を営む人間の集団であるわけです。経営陣には常識や良識という類の物が少しは無いものかと思います。

コンビニのフランチャイズシスムが日本に上陸してから、
20年以上が経っていますが、ようやく出たかという感想です。

この問題は、セブンイレブンだけでなく、フランチャイズシステムで
運営されている全てのコンビニに当てはまる問題です。
他のコンビニも殆どが、セブンと同じ会計システムだからです。

お店側が、廃棄になりそうな商品を値下げして売る・・という行為は、
本部側からすれば、タブーです。絶対に許容しません。絶対に。
殆ど全てのコンビニでコレは常識になっています。

もし、強行にお店側が値下げをすれば、契約を解除されたり、
次の契約更新を認めずに、お店のオーナーは、仕事を失い、
家族全員、路頭に迷う事になります。コレも常識になっています。

今回の排除命令に見られるように、法的には、
値下げしても問題ないのなら、値下げを強行しても
問題ないじゃん?と思われるでしょうが、そうはいきません。

先にも書いた通り、コンビニ本部側は、値下げを強行して実施しているお店との、今後の契約の更新をしないでしょう。オーナーは仕事を失います。本部側の契約を更新しない理由は、“値下げをしていたから”と今までは言えましたが、排除命令が出てしまった今後は、それが理由でも、そうとは言えず、他の理由をアレコレ言って、契約更新に応じなくなるでしょう。公取が排除命令を出した今後も、コンビニオーナーは 値下げなんて出来ません。 加盟店と本部の関係はあくまでも任意の契約で、
本部はある加盟店と契約をしなければならない義務はありません。何か気に入らない事があれば、
次の契約をしなければ良いだけです。

会見で、“本部と加盟店は対等だ”と堂々と社長が言っていましたが、 対等であるワケはありません。巨人ガリバーと普通の人間 との差 どころか、巨人ガリバーと生まれたて赤ちゃんアリくらいの差があるのです。けっして大袈裟ではありません。だからこそ、殆どのコンビニオーナーは黙って我慢して、耐えているのです。会見で社長が、 殆どのコンビニオーナーは値下げには反対している・・と言うてましたが、あれも大ウソで、殆どのコンビニオーナーは、仕事を失いたくないから我慢して黙っている・・というのが実情です。 コレを経営幹部が知らないワケはありません。会社の基本的なシステムを
作るのは、末端社員ではなく、経営幹部達だからです。

なぜ、本部は値下げを許容しないのか?というと、値下げをすると本部の利益が減ってしまう
からです。コンビニの会計システムは本部が利益を得る為に作られていて、加盟店側に
極端に不利になるルールで作られています。様々な廃棄ロスの問題の源泉は全て、この会計システムにあります。本部はこの会計システムを変更しようとはしないでしょう。なぜなら、今まで得てきた
利益が大幅に減ってしまうからです。コンビニの経営をした事のない人が、この会計システムの穴を見つけるのは、なかなか難しく、公認会計士でも小売に詳しくない人であれば、頭を抱えてしまう人がいるくらいです。私自身、小売の会計については、知識と経験があったのですが、契約して店を始める前は、気がつきませんでした。

簡単に言うと、商品が万引きされると、加盟店は万引きされた物の原価分はマイナスになりますが、本部側には、利益が計上されます。同様に賞味期限切れで、廃棄になり商品を捨てると、加盟店側は捨てた分だけマイナスが出ますが、本部側には利益が計上されます。売れてもいないのに利益です。その本部に計上される利益は、どこから来るのか?万引きされて、お金を払っていないのに、廃棄になって売れずに捨てているのに、どこからお金がくるのか?というと加盟店の少ない利益、(他の商品を売って出た利益)から差引かれ、支払われています。こういう仕組みになっています。
加盟店は頑張って販売しても利益を出すのは非常に困難です。

この仕組み、私が契約する時に、本部は詳しく説明しませんでした。サラっと流しました。
しかし訴訟等では、説明済みだ・・と本部は主張するようです。会計士でさえ頭を抱えてしまう程の難解な会計システムを説明しません。訴訟等では、説明したと主張できるように、
契約書には記載されていますが、それを読んだとしても、それが何を意味するのか
を具体的に理解できる人は、少ないでしょう。
ではなぜ本部は詳しく説明しないのか?本部側から見ても、訴訟に発展するかもしれないのだから、
契約の時に十分に説明をしておくべきだ、と思うのが普通ですが、
説明しません。なぜなら、これが分かってしまうと、契約する人がいなくなってしまうからです。

セブンイレブン、日本を代表する小売業の雄とされています。
超優良企業で、高い利益率を実現してきのは、加盟店側の大きな犠牲の上に成り立っています。
その犠牲の内容は、オーナーの経営努力や、商売の努力等の前向きな性質の物だけではなく、
自殺したり、個人破産をしたり、不当な契約を我慢して泣き寝入りするという負の性質の物を
多分に含んでいるのです。加盟店はギリギリの生活をして耐えている人が大多数です。

世の中、力の強い物が勝つのは当然です。長い物には巻かれて生きるのも自然界でも見られるように、生きる知恵の一つでしょう。しかし、悪質に勝ち得た物に対しては、それなりのツケがあるのも当然だと思います。そのツケを払いたくなくて、のらりくらりかわしているのがよく見えます。


悪質きわまりないと、私は思います。(最後にコレは私個人の意見を書いた物にすぎません。)
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2009/06/23 00:39 | 今日のトレード | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
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